6月

新暦では日本の6月は梅雨どきですが、旧暦の6月は梅雨が明けた夏の酷暑の頃。厳しい日照りで水が干上がり、「水の無い月」でした。

衣替え【6月1日】

制服のある学校や企業などでは、6月1日と10月1日に衣替えを行うところが多いです。 これは公家や武家で行われていた衣替えの風習の名残りです。
衣替えは、中国にならって平安時代の宮中で定着した習慣です。「衣更え」「更衣」とも表記します。

横浜開港記念日【6月2日】

最初に調印された日米修好通商条約では、1859 年7月4日に開港することになっていましたが、結局アメリカ、オランダ、ロシア、イギリス、フランスの5 カ国すべてに対して陽暦7月1日(現在の6月2日)に開港されることになりました。 もともと神奈川が開港の候補地とされていましたが、東海道沿いで外国人とのトラブルが予想されたため、当時、辺鄙(へんぴ)で取り締まりやすい横浜の地が選ばれました。横浜には水深も十分あり港として優れていたため、開港後は急速に発展しました。 当年の開港当日は特に祝賀行事も行われませんでしたが、1 周年にあたる万延元年の6月2日に、山車や手踊りで街中あげて開港を祝ったのが、開港記念日の始まりです。

時の記念日【6月10日】

『日本書紀』の天智天皇10年(西暦671年)4月25日の項に「漏刻(ろうこく:水時計のこと)を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す」とあり、天智天皇が水時計を置いて、鐘やつづみで人々に時刻を知らせた記述がみられます。天智天皇10年の4月25日を新暦にあてると、6月10日になります 時の記念日は、水時計を使って日本で初めて時刻が定められたのを記念する日です。1920年(大正9年)、生活改善同盟会が「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」として制定しました。

入梅【立春から135日目・6月11日頃】

暦の上では、立春から数えて135日目・芒種(ぼうしゅ)から5日目、太陽の黄経が80度に達する時を「入梅(にゅうばい)」としています。この日から約1カ月が「梅雨(つゆ)」となります。 「梅雨」と書くのは、梅の実が熟すころに雨期に入ることから、また、この頃は湿度が高く黴(かび)が生えやすい「黴雨(ばいう)」といっていたのが「梅雨」になった、などといわれています。最近、日本は予測できない荒天に驚くばかりで、天災の恐ろしさを見せ付けられてるかのようです。



父の日【6月21日】(6月第3日曜日)

6月の第3日曜日は「父の日」。父への感謝の気持ちを表して贈り物などをします。 父の日の習慣は、母の日と同様にアメリカで始まりました。1909年(明治42年)、ジュン・ブルース・ドットという女性が、男手ひとつで6人の子どもを育て上げた父を思って「母の日のように父に感謝する日をつくろう」と提唱したことがきっかけとなり、翌1910年(明治43年)に最初の父の日が行われました。 1916年(大正5年)頃には父の日は広く認知されるようになり、1972年(昭和42年)、当時のニクソン大統領によって6月の第3日曜が「父の日」として正式な祝日となりました。 ドットさんが墓前に白バラを捧げたことから、父の日のシンボルフラワーはバラとされていす。 最近では「黄色のバラ」が父の日のイメージフラワーとして定着しつつあります。 これは、ある団体が「父の日黄色いリボンキャンペーン」というのを繰り広げて 盛り上げてくれたためです。



6月のいろいろ

  • 旧暦の名称

    水無月(みなづき)
    風待月(かぜまちづき)
    常夏月(とこなつづき)

  • 旬の味わい

    【魚】 アジ、アユ、カツオ、サザエ、ハモ
    【野菜・果物】サヤインゲン、ジュンサイ、シソ、ラッキョウ、青梅、サクランボ、ビワ、プラム
    【お菓子】水無月(夏越の祓)

  • 6月の誕生石・石言葉

    パール(真珠)・・・純潔、健康、長寿、富
    ムーンストーン(月長石)・・・愛の予感、純粋な愛

  • 6月の誕生花・花言葉

    グラジオラス ・・・密会、用心、堅固
    バラ ・・・赤:愛・情熱・熱烈な恋、白:純潔・尊敬、黄:嫉妬、ピンク:恋の誓い

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