歳時・・・四季折々の年中行事などをまとめてみました



旧暦では稲穂が出る頃。「穂見(ほみ)」や「含み(ふふみ)」に由来し、七夕の短冊に願いを書いたことから「文」の字をあてたといわれます。
  • 七夕(7月7日) 
  • お中元・中元
    (7月15日〜)
  • 海の日
    (7月第3月曜日)
  • 夏の土用
    (7月20日頃〜8月6日頃)
七夕(7月7日)

古くは、「七夕」を「棚機(たなばた)」や「棚幡」と表記しました。これは、そもそも七夕とはお盆行事の一環でもあり、精霊棚とその幡を安置するのが7日の夕方であることから7日の夕で「七夕」と書いて「たなばた」と発音するようになったという説。
日本の七夕祭りは、新暦7月7日や月遅れの8月7日、あるいはそれらの前後の時期に行われています。

お中元・中元 (7月15日〜)

中元は元来贖罪の日として、罪を償うため火を焚いて神に祈る行事でした。中元はちょうど仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)の時期と重なります。盂蘭盆会(うらぼんえ)は、送り火や迎え火など火を焚き先祖の冥福を祈り供養する行事であり、この行事と道教の中元の行事があわさったようです。
現在の御中元は先祖を敬う行事が、お世話になった人に尊敬や感謝の気持ちを表すものへと変化したものと言われています。本当であれば、風呂敷に包んで持参しご挨拶するのが正当なマナーですが、遠方であったり、忙しいなどの理由から、最近は宅配便で送るのが当たり前のようになりました。
お中元の時期は、7月はじめから15日ごろまでに贈るのが一般的となっています。 最近では、6月からお中元ギフトを贈り始める方が多くなるなど早まる傾向にあるようです。
※お中元のし※
7月15日(地域によっては8月15日)までの場合は、「御中元」
7月15日(地域によっては8月15日)以降の場合は、「暑中御見舞」
立秋(8月7日ころ)〜9月上旬の場合は、「残暑御見舞」

海の日(7月第3月曜日)(7月18日)

海の日は、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」国民の祝日です。 1876年(明治9年)、明治天皇が「明治丸」で東北地方を巡幸され、7月20日に横浜港に帰着されたことを記念して「海の記念日」としました。
1996年(平成8年)から国民の祝日「海の日」となり、2003年(平成15年)には7月の第3月曜日に変更されました。今年の「海の日」は7月21日(月曜日)です。

夏の土用

立春、立夏、立秋、立冬の前日までの18日(または19日)間を「土用」といい、それぞれ「冬の土用」、「春の土用」、「夏の土用」、「秋の土用」と呼ばれます。土用は年4回ありますが、今では特に立秋前の夏の土用のことをさすようになりました。

・土用の丑の日(7月25日)
古くから日本のカレンダーは年・日・時刻などに十二支を配当し、毎日は「子」の日、「丑」の日、「寅」の日と続きました。土用の丑の日は、土用の期間の丑の日です。 「土用の丑の日にウナギを食べる」といういわれは色々ありますが、江戸時代の蘭学者・平賀源内の逸話が知られています。 源内がウナギ屋の主人から店の看板を頼まれて「本日、土用の丑の日」と大きく書いたところ、はやらなかった店が大繁盛しました。『万葉集』にある大伴家持の「ウナギを食べて夏を元気に過ごそう」という長歌を思い出して「この日はウナギを食べる日」とこじつけただけなのですが、これがきっかけになって、土用の丑の日にはウナギを食べるようになったとか。 逸話の信ぴょう性はともかく、土用は冬なら厳寒、夏なら酷暑と健康にも厳しい時期で、滋養のあるものを食べてしのごうという考えは古くからありあました。特に「丑」の日は災厄を受けやすい日で、鬼門である丑の方角(北東)の黒い神様・玄武のお力を借り、ウナギ、ドジョウ、黒コイ、ナスなど黒いものを食べる、また「ウシ」の「ウ」のつくウドン、ウリ、ウメボシなどを食べる、という風習もありました。


7月のいろいろ
旧暦の名称 文月(ふみづき・ふづき)
七夕月(たなばたづき)
女郎花月(おみなえしづき)
旬の味わい 【魚】 ウナギ、イカ、キス、ドジョウ、シジミ、アワビ 
【野菜・果物】オクラ、ミョウガ、シシトウ、キュウリ、枝豆、スイカ、メロン 
【お菓子】土用餅、くずきり、白玉、ところてん
7月の誕生石 ・石言葉 ルビー(紅玉)・・・情熱、勇気、威厳、仁愛
7月の誕生花・花言葉 トルコギキョウ ・・・警戒する・よい語らい 
ユリ・・・純潔・貞操、ヒメユリ:可憐な愛、テッポウユリ:純潔