歳時・・・四季折々の年中行事などをまとめてみました



旧暦では「卯の花(ウツギ)」が咲く頃。卯月の「う」は「初(うい)」「産(うぶ)」で、農耕の1年の初めの月を意味したともいわれます。
  • エイプリルフール
    (4月1日)
  • 花まつり(4月8日)
  • 十三参り(4月13日)
  • 昭和の日(4月29日)
エイプリルフール (4月1日)

エイプリルフール (April Fools' Day) とは、毎年4月1日には嘘をついてもよい、という風習のこと。 日本では「四月馬鹿」とも呼ばれます。 その昔、ヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していましたが、1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用しました。これに反発した人々が4月1日を「嘘の新年」として位置づけ、馬鹿騒ぎをするようになったのがエイプリルフールの始まりとされています。 あくまでも許せる範囲の「嘘」にしておいてくださいね。

花まつり (4月8日)

花まつり

花祭りは、仏教の始祖・お釈迦様(釈尊)の生誕をお祝いする日です。正式には灌仏会(かんぶつえ)、仏生会(ぶっしょうえ)などと呼ばれます。 お釈迦様の誕生日ははっきり分かりませんが、仏典をもとに旧暦4月8日と伝えられています。
花祭りの日、各地の寺では花で飾った小さなお堂(花御堂)を設け、お堂の中に水盤を置いて中央に誕生仏(小さなお釈迦様の仏像)を安置します。その頭上から参詣者たちが柄杓(ひしゃく)で甘茶や五色の香水を注いでお参りします。 お釈迦様は、北部インド(現在のネパール)のカピラ城の王子として生まれました。生まれてすぐに、右手で天・左手で地を指し、「天上天下唯我独尊(この世で我こそ最も尊きもの)」と宣言しました。そこに花びらとともに甘露(甘い味のする雨)が降り注ぎ、誕生を喜んだ九頭竜が天上から五色の美しい水を吐いてお釈迦様の体を清めた、などと伝えられています。誕生仏に甘茶や香水をかけるのは、これらの伝説を再現しています。

こあまちゃ

甘茶はアジサイ科のヤマアジサイの変種、「小甘茶(こあまちゃ)」から作ります。 ※右写真参照
甘茶の作り方ですが、9月ころに葉をとり、水で洗って日干しをします。その後、水を噴射してから、むしろをかけて発酵させます。むしろに広げ、よく揉んでから乾燥すれば甘茶の出来上がりです。こうして手をかけて、そのままではやや苦いだけの葉っぱが、砂糖の数百倍もの甘味のある甘茶に変化するのです。

十三参り (4月13日)

暦の3月13日、現在は新旧暦の月遅れにした4月13日に、数えで13歳になった男女が虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)にお参りし、福徳・知恵を授かります。 虚空蔵菩薩は、地の神・地蔵菩薩に対する天の神であり、知恵を司るとされています。縁日である13日にちなんで、13歳の子供がお参りに行き、13品のお菓子を頂きます。せっかく授かった智恵を虚空蔵菩薩に返してしまわないよう、お参り後には後ろを振り向いてはいけない、という言い伝えがあります。 十三参りは七五三ほど一般的ではありませんが、関西では子供の成長を願うために欠かせない行事であり、十三参りのお寺として知られている京都・嵯峨の法輪寺ほか、各地で虚空蔵十三参りが行われます。

昭和の日 (4月29日)

昭和の日は「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」国民の祝日です。 4月29日は昭和天皇の誕生日で、1948年(昭和23年)から1988年(昭和63年)までは天皇誕生日の祝日でした。 1989年(昭和64年)1月7日に昭和天皇が崩御され新天皇が即位された後、昭和天皇の誕生日を新しく国民の祝日とするために、4月29日はみどりの日と名称を改めた祝日となりました。 さらに2005年(平成17年)5月、国民の祝日に関する法律の一部改正が可決され、2007年(平成19年)から4月29日は昭和の日となり、みどりの日は5月4日になりました。



4月のいろいろ
旧暦の名称 卯月(うづき) 
花名残月(はななごりづき) 
夏初月(なつはづき)
旬の味わい 【魚】 サワラ、サクラエビ、シャコ、シラス、ホタルイカ、アサリ、ハマグリ、ワカメ 
【野菜・果物】キャベツ、グリンピース、新タマネギ、タケノコ、タラの芽、フキ、イチゴ 
【お菓子】さくら餅、花見団子
4月の誕生石 ・石言葉 ダイヤモンド ・・・純潔、清浄
4月の誕生花・花言葉 カスミソウ・・・無邪気 白:清い心、赤・ピンク:感激 
ミヤコワスレ・・・しばしの憩い